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港区Eビル バルコニー防水工事 (第2回目)

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皆様、2月もそろそろ終わりですが、

寒い日が続いていると思ったら、昨日から暖かくなってきてますね。

来週はお天気が悪く、また気温が下がるようで…

寒暖差で体調崩されないように気をつけてください!

 

さて、今回もバルコニー防水工事をご紹介していきます。

 

ケレン

ケレン

清掃

清掃

プライマー塗布

プライマー塗布

 

画像はケレン・清掃・プライマー塗布です。

 

以前より、施工内容のケレンや清掃、プライマー塗布などのお話させていただいておりましたので、

今回は防水の種類をお伝えいたします。

 

【シート防水】

ゴムや塩ビの防水シートを素地に敷設し、防水層とします。

防水層を形成するため、乾燥の必要がありません。

比較的安価で、広い場所でもムラなくスピーディに

施工することが出来ます。

以下でご説明しますウレタン防水やFRP防水のように

塗膜を乾燥させる必要がないため、

人の出入りが多い場所でも便利です。

 

ゴムシート防水

適した場所:陸屋根や屋上

耐用年数:10年~15年

ゴム製シートの下地に貼り付け施工します。

上からシンダーコンクリート(押さえコンクリート)を

施工されて伸縮目地が設けられる場合が多く、

現在はほとんど使用されなくなっています。

 

塩ビシート防水

適した場所:陸屋根やベランダ・バルコニー

耐用年数:10年~20年

塩ビ(塩化ビニール)製でゴム製シートよりも

やや厚く紫外線や熱に強いため耐用年数が長いです。

ディスクを用いた機械固定方式が主流となっています。

近年マンションの外廊下などには、

防滑加工された長尺シートが使われることもあります。

 

【ウレタン防水】

ウレタン樹脂を塗り広げ、乾燥させることで、

厚さ2~3mmほどの防水層を造ります。

塗料を塗り広げるように防水層を形成出来るので、

複雑な形状の側溝・立上り部でも施工がし易いのが特徴です。

弾性があり、広い場所に施工しても、

建物の動きに追従出来ます。

施工の際には、乾燥時間が長いのが難点です。

適した場所:ベランダ・バルコニー・屋上

耐用年数:10~15年

 

【FRP防水】

FRPとは?

繊維強化プラスチックのことで、

ガラス繊維シートと樹脂を重ねていくことで、

防水層を形成します。

FRPは浴槽や貯水槽などにも使われる硬くて、

防水性に優れた素材です。

樹脂を塗布するのでウレタン防水同様、

複雑な形状でも施工が出来ます。

しかし、硬い防水層のため、

木造住宅の屋上などでは、建物の動きに追従出来ず、

ひび割れてしまう恐れがあるため、向いていません。

適した場所:ベランダ・バルコニー

耐用年数:12年~20年

 

【アスファルト防水】

アスファルトと合成繊維で作られたシートを貼り重ねることで

防水層を作る方法です。

古くから存在する方法で防水性も高く、

RC造(鉄筋とコンクリートを組み合わせて建築する工法です)のビルや

マンションの陸屋根などに用いられることが多い工法です。

しかし重量があり、多くはアスファルトを高熱で溶かし、

シートを貼り合わせていくことで煙や臭いの発生もあるため、

一般住宅でリフォームに使用されることはありません。

適した場所:ビルやマンション陸屋根

耐用年数:15年~25年

 

防水工事も様々な施工方法があるので、

皆様のご要望やご状況を伺い、御見積をしていきますので、

お困りのことがございましたら、

いつでも何でもお気軽にご相談くださいませ!

 

次回も防水工事をご紹介していきたいと思います。

→次回に続く

 

㈱三景 品川区戸越5-11-4 03-5749-3955