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今後ともよろしくお願いいたします。

千代田区K館 止水工事 (第2回目)

皆様、3月も半ばを過ぎ、あっという間に下旬を向かえました!

もう少ししたら、桜も咲き始めますね!

 

今回も止水工事のご紹介をしていきます。

 

清掃

清掃

ショットプラグ設置

ショットプラグ設置

高圧止水注入

高圧止水注入

 

画像は清掃・ショットプラグ設置・高圧止水注入です。

 

さて、止水工事の工法が難しいと先日お伝えさせていただきましたが、

工法がいくつかございますので、ご紹介していきます。

 

【表面防水材塗布工法】

将来の漏水に対して、備えることが出来る。

しかし、漏水がコンクリートから発生すると

防水塗布材に水が溜まり膨張してしまう。

 

【漏水箇所Vカット止水材埋め込み工法】

漏水箇所をVカットにし、低圧縮強度の止水材を用いて保守を行う。

ただし、長期的な止水には向いていないため、

漏水量が少ない場合に用いられる。

 

【導入管工法】

漏水量が多い場合に用いられる工法で、

導水管埋め込み、排水路へ導く。

コンクリートの石灰成分が導水管内部に付着すると

導水性は下がり、漏水が再発する場合がある。

 

【漏水箇所注入工法】

削孔穴を漏水箇所に設け、機械で注入剤を打ち込む工法で、

一般的にはアクリル樹脂やウレタン樹脂などが用いられる。

無機系セメント材や高炉スラグ材が使用される場合もある。

 

【背面注入工法】

穴を躯体に開け、注入剤をコンクリート壁の内部に打ち込む工法で、

地下水の圧力によって、注入剤が欠陥部に入り込むので、

躯体に無理な力がかからないのが特徴。

材料は微粒子高炉スラグ材を用いるのが、適している。

 

このようなに複数な施工方法で止水工事を行っていきます。

 

今回の工法は高圧注入止水工法で

弊社にはハイドログラウト研究会の技術認定を受けた職人がおり、

完成度の高い防止水工法を完成させることが出来ます。

疎水性止水材『ハイドログラウトA』

加水反応型の一液発砲ウレタン系注入材を使用し、

施工を行いました。

 

ハイドログラウト研究会とは?

 

都市機能の高度化、複雑化にともない、

大深度での会社資本整備が進んでいます。

このため構造物における防止水システムには、

より高度な技術が求められています。

対して、従来からコンクリート構造物の打継部・クラックなどの

漏水対策として、各種の処理方法が採用されてきましたが、

十分に満足出来るものではありませんでした。

また、構造物の耐久性という側面からも、

多くの課題を残していたともいえるでしょう。

『ハイドロ グラウト システム』

最大の特徴は打継部・クラックに対する防止水工法で、

構造物に殆ど傷をつけることなく、また高い防止水技術を

有する施工者に頼ることなく、

完成度の高い防止水工法を完成させることにあります。

更に注入剤である『ハイドログラウトA』は

水に反応し物性発現するが、水に溶けない一液性で

耐久性持続し、非常に信頼性の高い注入剤です。

当に『ハイドロ グラウト システム』は、

工法・施工機器・注入剤が一体となった、

理想的な省力化、省人化システムです。

但し、この優れた三位一体のシステムを広く認知していただくための

活動はもとより、

機能を最大限に発揮するための、

本技術に精通し品質を維持、

発揮するための人材の育成やニーズに応える用途開発への取り組みが、

極めて重要、そこで

『ハイドログラウト研究会』が発足することなりました。

 

こうしてより高い技術で施工を行っていきたいという思いから、

当社は職人に資格取得支援もしております。

多種多様の技術を身につけたい方がいましたら、

ぜひ、当社で働きませんか?

求人ページもございますので、ご連絡ください!

 

工事のお問合せもお気軽にお問い合わせください!

お客様の疑問やご不安点などをお話しして、

改善出来ればと思います!

 

 

次回も止水工事(第3回目)のご紹介をしていきます。

→次回に続く

 

㈱三景 品川区戸越5-11-4 03-5749-3955

 

 

 

 

千代田区K館 止水工事 (第1回目)

皆様、今回は何の工事か悩み中でしたが、

最近、止水工事の案件が多いので、

今回から止水工事のご紹介をしていきます!

 

施工前

施工前

シーリング撤去

シーリング撤去

穿孔

穿孔

 

 

画像は施工前・シーリング撤去・穿孔(穴をあけること。また、そのあけた穴)です。

 

防水工事と止水工事、両方とも水を止める工事ですが、

大きな違いがあります。

防水工事は一般的に建物の外側に防水層を作って、

水を止めるのに対して、

止水工事は水の出口、すなわち内側に施工をして、

水が出てきている口に栓をするイメージです。

場合によっては水が入らないように、

外側の侵入口に施工することもあります。

雨漏りがしているが、外側からどうしても施工が出来ない・

地下の漏水・浴室や厨房の漏水や御施主様の希望で工事予算や

工期の圧縮などの際に施工することが多い工法です。

良いこと尽くめのように思える止水工事ですが、

一つ疑問が出て来ます。

なぜ、

防水工事業者は多いのに止水工事を施工する会社は少ないのか?

それは建物の構造のコンクリートの性質などの知識が豊富で、

かつて土木の知識も必要となり、

ある程度の経験も無いと失敗する可能性が大きい

非常に難しい工法だからなのです。

 

当社は止水工事の経験豊富な職人が多数おります。

そのため、上記のような懸念点は払拭出来るかと思います!

最近、止水工事の案件が多いのも

当社の技術をお客様が評価してくださったと確信しております!

防水工事も止水工事も当社にお任せください!

お客様の疑問やご不安点などをお話しして、

改善出来ればと思います!

お気軽にいつでもお問い合わせください!

 

 

次回も止水工事(第2回目)のご紹介をしていきます。

→次回に続く

 

㈱三景 品川区戸越5-11-4 03-5749-3955

 

 

港区Eビル バルコニー防水工事 (第3回目)

皆様、あっという間にもう3月ですね!

3月は卒業や引っ越し・入学・就職など、

忙しい月ですよね!

おかげさまで弊社の職人さんも現場が忙しく、

毎日頑張って、お仕事しています!

 

さて、今回もバルコニー防水工事をご紹介していきます。

 

 

ウレタン1層目

ウレタン1層目

ウレタン2層目

ウレタン2層目

トップコート塗布

トップコート塗布

施工後

施工後

 

 

画像はウレタン1層目・ウレタン2層目・トップコート塗布・施工後

です。

 

ウレタン防水には様々な工法がありますが、

今回は採用されることの多い2つの工法をピックアップして、

ご紹介いたします。

 

【密着工法】

ウレタン防水の密着工法とは、さまざまな下地に施工可能なことが特徴です。

下地にウレタン防水樹脂材を塗布し、上にメッシュ補強布を貼ります。

一定の厚みになるまでウレタン樹脂材を何層にも塗り重ね、

最後に仕上げのトップコートを塗布するため、

施工性が高く、工期が短いことや他の工法に比べて、

単価が安価なのもメリットです。

液体のため塗りやすく継ぎ目のない防水層が出来ることや

他の防水材の上から塗ることが可能な点も大きなメリットです。

 

大きなデメリットはありませんが、

手作業で塗膜を作るため技術力が求められます。

手作業のため、施工経験が少ない職人さんが施工を行うと

膜厚が均一ではないことがあります。

また、乾燥に時間がかかるため、

マンションやアパートの廊下、階段など人の行き来が多い場所には

向いていません。

 

密着工法が向いている施工箇所は、

【ベランダやバルコニー】は、日常的に雨や紫外線にさらされるため、防水性能が特に求められます。複雑な形状や狭いスペースにも対応できるため、施工面にシームレスに密着し、水の侵入を効果的に防ぎます。また、施工後のメンテナンスが容易で、表面が平滑になるため、見た目にも美しい仕上がりが得られます。

【屋上】は、広範囲で防水が必要な箇所です。接着力が高く、下地の動きに追随するため、広い面積でも防水層にひび割れが生じにくいという特長があります。また、他の防水工法と比較して軽量であるため、建物への負担が少ないです。

【プールや水槽】は、常に水に接しているため、防水性能が非常に重要です。水に対する耐久性が高く、長期間にわたり水漏れを防ぐことができます。さらに、複雑な形状の施工箇所にも柔軟に対応でき、継ぎ目のない一体化した防水層を作ることができます。

【既存の防水層】は、剥がさずに施工できるため、改修工事に適しています。既存の防水層に直接塗布することで、防水性能を向上させ、施工時間とコストを削減できます。施工中の騒音や粉塵が少ないため、居住者への負担も少なくて済みます。

 

もう一つの工法は、

【通気緩衝工法】

主に防水工事で使用される工法の一つで、

建物の下地と防水層の間に通気層を設けることで、

湿気や水蒸気の膨れを防ぐ施工方法です。

下地の湿気が防水層に影響を及ぼすのを防ぐため、

特に屋上防水などの施工で効果的とされています。

大型建築物や湿気の多い環境で特に用いられ、

マンションやビルの屋上防水に広く採用されています。

この工法を採用することで、長期的な防水効果を実現し、

修繕コストを抑えることが可能です。

主に既存下地がコンクリートの場合に採用されます。

ウレタン防水に通気緩衝シートと呼ばれる通気性能のあるシートと脱気筒を使用する工法です。

既存下地がコンクリートの場合、

躯体に水分が染み込んでいることがあります。

躯体に染み込んでいる防水層内部の水分は、

太陽光などで蒸発して蒸気を生み出します。

このように防水層内部で発生した蒸気を逃すシステムがなければ、

防水層に膨れが生じてしまうリスクが高いです。

防水層内部で発生した蒸気を通気緩衝シートと脱気筒の働きにより、

外部に逃します。

そのため、下地がコンクリートの場合や下地の水分を

完全に除去することが難しい場所に対しては、

通気緩衝工法が採用されます。

既存防水層の上からでも施工できることがメリットです。

既存防水層を撤去することなく、

上からウレタン防水材を塗ることが可能です。

通気緩衝シートと脱気筒を設置することにより、

防水層内部に発生する蒸気を外部に逃すことが出来ます。

そのため、水分が含まれている下地に対しても施工可能で、

内部で水分が蒸発することにより、

発生し易い膨れやひび割れのリスクも軽減します。

 

ウレタン防水の通気緩衝工法は、非常に難易度の高い工事です。
そのため、経験や知識が豊富な防水工事業者でなければ、

対応が出来ません。

作業工程も多いため、同じウレタン防水でも密着工法に比べて、

工期も長くなります。

ウレタン防水工事の完成度は、職人さんの技術に依存します。

材料を混ぜるところから職人さんが現場で行い、

防水層の厚さや均等に塗れているかどうかも

職人さんの腕次第となります。

 

通気緩衝工法が向いている施工箇所は、

【下地に湿気が多い建物】は、下地に溜まった湿気を通気層を介して逃がしながら防水層を形成する点です。

【屋上や広い平面を持つ建物】は、下地が大きく膨張・収縮するため、防水層に負担がかかりやすいです。このような広い平面での使用にも適しています。

【老朽化した建物】は、下地が劣化している場合があります。下地の状態に左右されにくく、劣化が進んだ建物でも高い防水性能を発揮します。

【複雑な形状を持つ建物】は、ウレタン防水は液状で塗布するため、複雑な形状の建物や細部の施工が必要な箇所にも適しています。この特性を活かして幅広い場所で施工が可能です。

 

防水の工法を2つご紹介させていただきました。

 

弊社は高い技術を持っている職人が多く在籍しております。

防水のことならお任せください!

お客様の疑問やご不安点などをお話しして、

改善出来ればと思います!

お気軽にいつでもお問い合わせください!

 

次回は何の工事をご紹介していくか実は悩み中です笑

ですが来週も更新いたしますので、楽しみにお待ちください!

→次回に続く

 

㈱三景 品川区戸越5-11-4 03-5749-3955

港区Eビル バルコニー防水工事 (第2回目)

皆様、2月もそろそろ終わりですが、

寒い日が続いていると思ったら、昨日から暖かくなってきてますね。

来週はお天気が悪く、また気温が下がるようで…

寒暖差で体調崩されないように気をつけてください!

 

さて、今回もバルコニー防水工事をご紹介していきます。

 

ケレン

ケレン

清掃

清掃

プライマー塗布

プライマー塗布

 

画像はケレン・清掃・プライマー塗布です。

 

以前より、施工内容のケレンや清掃、プライマー塗布などのお話させていただいておりましたので、

今回は防水の種類をお伝えいたします。

 

【シート防水】

ゴムや塩ビの防水シートを素地に敷設し、防水層とします。

防水層を形成するため、乾燥の必要がありません。

比較的安価で、広い場所でもムラなくスピーディに

施工することが出来ます。

以下でご説明しますウレタン防水やFRP防水のように

塗膜を乾燥させる必要がないため、

人の出入りが多い場所でも便利です。

 

ゴムシート防水

適した場所:陸屋根や屋上

耐用年数:10年~15年

ゴム製シートの下地に貼り付け施工します。

上からシンダーコンクリート(押さえコンクリート)を

施工されて伸縮目地が設けられる場合が多く、

現在はほとんど使用されなくなっています。

 

塩ビシート防水

適した場所:陸屋根やベランダ・バルコニー

耐用年数:10年~20年

塩ビ(塩化ビニール)製でゴム製シートよりも

やや厚く紫外線や熱に強いため耐用年数が長いです。

ディスクを用いた機械固定方式が主流となっています。

近年マンションの外廊下などには、

防滑加工された長尺シートが使われることもあります。

 

【ウレタン防水】

ウレタン樹脂を塗り広げ、乾燥させることで、

厚さ2~3mmほどの防水層を造ります。

塗料を塗り広げるように防水層を形成出来るので、

複雑な形状の側溝・立上り部でも施工がし易いのが特徴です。

弾性があり、広い場所に施工しても、

建物の動きに追従出来ます。

施工の際には、乾燥時間が長いのが難点です。

適した場所:ベランダ・バルコニー・屋上

耐用年数:10~15年

 

【FRP防水】

FRPとは?

繊維強化プラスチックのことで、

ガラス繊維シートと樹脂を重ねていくことで、

防水層を形成します。

FRPは浴槽や貯水槽などにも使われる硬くて、

防水性に優れた素材です。

樹脂を塗布するのでウレタン防水同様、

複雑な形状でも施工が出来ます。

しかし、硬い防水層のため、

木造住宅の屋上などでは、建物の動きに追従出来ず、

ひび割れてしまう恐れがあるため、向いていません。

適した場所:ベランダ・バルコニー

耐用年数:12年~20年

 

【アスファルト防水】

アスファルトと合成繊維で作られたシートを貼り重ねることで

防水層を作る方法です。

古くから存在する方法で防水性も高く、

RC造(鉄筋とコンクリートを組み合わせて建築する工法です)のビルや

マンションの陸屋根などに用いられることが多い工法です。

しかし重量があり、多くはアスファルトを高熱で溶かし、

シートを貼り合わせていくことで煙や臭いの発生もあるため、

一般住宅でリフォームに使用されることはありません。

適した場所:ビルやマンション陸屋根

耐用年数:15年~25年

 

防水工事も様々な施工方法があるので、

皆様のご要望やご状況を伺い、御見積をしていきますので、

お困りのことがございましたら、

いつでも何でもお気軽にご相談くださいませ!

 

次回も防水工事をご紹介していきたいと思います。

→次回に続く

 

㈱三景 品川区戸越5-11-4 03-5749-3955

 

 

 

 

港区Eビル バルコニー防水工事 (第1回目)

皆様、2月も下旬を迎えました!

梅も開花し、見頃となってきていますね!

近場ですと、池上梅園や御殿山庭園が梅の名所となっています!

 

さて、今回からはバルコニー防水工事をご紹介していきます。

 

施工前

施工前

不良部撤去

不良部撤去

清掃

清掃

下地処理

下地処理

 

画像は施工前・不良部撤去・清掃・下地処理です。

 

施工前は元の防水層にひび割れや汚れが付着しています。

古い防水層の劣化や損傷を完全に撤去し、清掃をしてから、

下地処理を行っていきます。

下地と新たに施工する防水層がしっかりと接着するよう、

下地の状態を整えます。

下地処理は、

防水層を長く維持するために必要な処理です。

下地処理を怠ると施工後に防水を維持することが出来ず、

不具合が発生する可能性が高くなります。

シート防水を行う時に下地処理が不足していると

シートの剥がれや下塗り材である

プライマーの密着不良が生じることがあります。

ウレタン防水やFRP防水などの塗膜防水でも、

密着不良で塗膜の剥がれや防水機能の低下が起こります。

そして、上記の状態を放置していると

内側に水が廻り始めるため、雨漏りに繋がる可能性が高くなります。

更に雨漏りが原因で、

漏水箇所にカビが発生する恐れもあります。

 

弊社は、施工で起こりうる不具合を

解消出来るよう、丁寧な施工を行っています。

 

防水のことならお任せください!

 

 

次回も防水工事をご紹介していきたいと思います。

→次回に続く

 

お困りのことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

㈱三景 品川区戸越5-11-4 03-5749-3955

 

 

 

 

 

 

千代田区Kビル ひび割れ(クラック)補修工事 (第3回目)

皆様、今週はバレンタインデーですね!

お若い方たちにとっては、1年での結構なイベントなのかな?

私はおいしいチョコがたくさん販売されているので、

自分用に毎年買いあさりますが笑

 

さて、今回もひび割れ(クラック)補修工事をご紹介していきます。

 

施工後

施工後

 

 

画像は施工後です。

 

ひび割れ(クラック)がキレイになりました。

 

前回お伝えいたしました、

ダッシュフレックス擦り込み以外にも、

フィラー擦り込みなどもございます。

大きく分類して、ダッシュフレックス(材料名)も

フィラーの分類にはなります。

 

フィラーとは、隙間を埋めるための部材(充填剤)のことです。

隙間を埋める作業自体もフィラーと言われます。

フィラーを使用することで、表面を平らに見せたり、

仕上げを滑らかにすることができます。

 

フィラーには、様々な種類があります。

 

それぞれ用途や材質が異なります。

 

最も一般的に使用されるフィラーは、セメント系と金属系です。

セメント系フィラーは、

セメント、砂、水などを混ぜて作られたもので、

主に目違いや不陸調整に使用されます。塗装の下地としても使用されます。

金属系フィラーは、

鉄やアルミニウムなどの金属でできており、

主にボルトで接合した鉄骨造りの隙間を埋めるために使用されます。

また、木製の家具や建具の隙間を埋めるために使用される

木工用フィラーもあります。

木工用フィラーは、

木粉と接着剤を混ぜて作られており、

パテのように使用することができます。

 

このようにして、施工場所や箇所によって、

施工方法や材料をを変えて、より良く仕上がるようにしています。

 

 

次回からは防水工事をご紹介していきたいと思います。

→次回に続く

 

お困りのことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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千代田区Kビル ひび割れ(クラック)補修工事 (第2回目)

皆様、2月は1年でもっとも寒いと言われている月ですが、

私は個人的に毎年例年よりも、

寒さが和らいでいるように思います。

とは言え、油断は禁物なので、

体調崩されないように気をつけてくださいね!

 

さて、今回もひび割れ(クラック)補修工事をご紹介していきます。

 

ダッシュフレックス擦り込み 1回目

ダッシュフレックス擦り込み 1回目

ダッシュフレックス擦り込み 2回目

ダッシュフレックス擦り込み 2回目

 

 

画像はひび割れ(クラック)のダッシュフレックス擦り込み(1回目)・ダッシュフレックス擦り込み(2回目です)です。

 

ダッシュフレックスとは?

カスター・ピーエヌ・ジャパン株式会社 の

ひび割れ(クラック)防水材です。

こちらの材料を使用し、施工を行います。

 

1.施工する面の油分、埃、レイタンス(コンクリートを打設した際に上にできる脆弱な薄い膜)、塗装、サビ等、

接着に影響を与える物質を除去します。

→以前、お話ししましたケレンのことです。

 

2.吸い込みのある基材には、水で5倍に希釈した本製品を塗布し、

最低3時間乾燥させます。

 

3.ハケ又はローラーで施工します。1回2回に分けて塗布します。

 

4.入隅、クラック等、靭性が必要な箇所には、

1層目と2層目の間にメッシュを入れ補強します。

 

※側溝や屋上(陸屋根)にも施工可能ですが、必ず水勾配があることを確認してください。

※本製品は弾性防水材であるため、タック(防水用の樹脂など液体材料が硬化後、べたつきなどの粘着性が残ることがある。そのべたつきをいいます)がありますので防水面上の歩行は避けてください。

※1mmまでのクラック(ひび割れ)は、Vカットをせずに架橋することができます。

 

上記、手順でダッシュフレックス擦り込みを行っています。

 

ひび割れを見つけた際は、弊社にお任せください!

 

 

次回もひび割れ(クラック)補修工事をご紹介していきたいと思います。

→次回に続く

 

お困りのことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

㈱三景 品川区戸越5-11-4 03-5749-3955

 

 

 

 

 

 

千代田区Kビル ひび割れ(クラック)補修工事 (第1回目)

皆様、今年が始まってもう2ヶ月目に入りましたね!

最近、毎日時間が過ぎるのがとても早いです。

 

さて、今回からはひび割れ(クラック)補修工事をご紹介していきます。

 

施工前

施工前

ワイヤーケレン

ワイヤーケレン

 

 

画像はひび割れ(クラック)の施工前・ワイヤーケレンです。

 

コンクリートのひび割れは原因がいくつかございます。

 

1つ目のコンクリートのひび割れの原因は乾燥収縮です。

おそらく乾燥収縮によるコンクリートのひび割れが、

最も発生頻度が多いです。

コンクリートには水分が含まれていますが、時間の経過とともに、

コンクリート内の水分が徐々に蒸発していきます。

水分が蒸発すると、その分コンクリートの体積が減少するため、

収縮する状態になります。

コンクリートが収縮すると、引張力がはたらくため、

ひび割れが生じます。

 

2つ目のコンクリートのひび割れの原因は凍結融解です。

コンクリートには水分が含まれていることは、先程お話しましたが、

そのコンクリート内の水分が、寒冷地だと、寒い夜間に凍結し、

日中の日射によって融解する、

凍結融解を繰り返すことになります。

水分が凍結すると体積が膨張し、引張力がはたらくため、

コンクリートはひび割れます。

 

3つ目のコンクリートのひび割れの原因は中性化です。

コンクリートは元来アルカリ性ですが、

雨や紫外線にさらされ続けることで、

コンクリート内部のカルシウム化合物が、

大気中の二酸化炭素と反応し、

徐々にアルカリ性を失い中性化していきます。

鉄筋を囲むコンクリートがアルカリ性に保たれている間は、

鉄筋は錆びることはありませんが、

コンクリートの中性化が進むと、鉄筋は錆びて体積が膨張します。

膨張した鉄筋によって、コンクリートに引張力がはたらき、

コンクリートはひび割れます。

 

コンクリートのひび割れの原因を3例ご紹介しましたが、

この他にも多数あります。

例えば、地盤の弱い場所に、建物を建築した場合、

建物自体の重さで傾いたり、

地震や道路を走る車の振動で建物が傾いたりします。

建物の一部分が沈下すると、

建物のコンクリートの基礎に引張力がかかり、

ひび割れが生じます。

こういった地盤沈下(不同沈下)によるもの以外にも、

施工不良、地震や気温の変化等でも、コンクリートに引張力が働き、

ひび割れます。

 

ひび割れを見つけた際は、弊社にお任せください!

 

次回もひび割れ(クラック)補修工事をご紹介していきたいと思います。

→次回に続く

 

お困りのことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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千代田区Kビル シーリング工事(目地) (第3回目)

皆様、早いものでもう1月も終わりを迎えますね!

2月は1年で1番寒いと言われておりますが、

雪が降ったりするのでしょうか?

 

さて、今回もシーリング(目地)工事をご紹介していきます。

 

ヘラ押え

ヘラ押え

施工後

施工後

 

画像はシーリング工事(目地)のヘラ押え・施工後です。

 

以前、ヘラ押えの役割をお話ししたので、

今回はヘラ押えで使用するヘラにもたくさん種類があるので、

ヘラについてお話したいと思います。

 

シーリング工事をする際に使用するヘラは仕上げ用のヘラで

金ベラ(カナベラ)やバッカーというゴムのような柔らかい素材で

作られているものがあります。

各場所に応じて、ヘラの形状も様々で、

職人さんによっては、

この場所はこのヘラがやり易いなどもあります。

カナベラは使い易い形に削っている職人さんもいるので、

カーブ具合や大きさが微妙に違ってきたりします。

ゴムの部分の厚みや形など細部までこだわって作っているようです。

 

こだわりの道具を使うことで、各部材の目地やサッシ廻り、

取り合い部(部材同士が接触している部分)、

入隅(壁や板などの2つの面が出会うところの内部のへこんだ部分、またはその稜線のこと)部分などの

シーリング工事をしっかり新設することが出来るのです。

 

次回はひび割れ(クラック)補修工事をご紹介していきたいと思います。

→次回に続く

 

お困りのことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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