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千代田区K館 止水工事 (第2回目)

皆様、3月も半ばを過ぎ、あっという間に下旬を向かえました!

もう少ししたら、桜も咲き始めますね!

 

今回も止水工事のご紹介をしていきます。

 

清掃

清掃

ショットプラグ設置

ショットプラグ設置

高圧止水注入

高圧止水注入

 

画像は清掃・ショットプラグ設置・高圧止水注入です。

 

さて、止水工事の工法が難しいと先日お伝えさせていただきましたが、

工法がいくつかございますので、ご紹介していきます。

 

【表面防水材塗布工法】

将来の漏水に対して、備えることが出来る。

しかし、漏水がコンクリートから発生すると

防水塗布材に水が溜まり膨張してしまう。

 

【漏水箇所Vカット止水材埋め込み工法】

漏水箇所をVカットにし、低圧縮強度の止水材を用いて保守を行う。

ただし、長期的な止水には向いていないため、

漏水量が少ない場合に用いられる。

 

【導入管工法】

漏水量が多い場合に用いられる工法で、

導水管埋め込み、排水路へ導く。

コンクリートの石灰成分が導水管内部に付着すると

導水性は下がり、漏水が再発する場合がある。

 

【漏水箇所注入工法】

削孔穴を漏水箇所に設け、機械で注入剤を打ち込む工法で、

一般的にはアクリル樹脂やウレタン樹脂などが用いられる。

無機系セメント材や高炉スラグ材が使用される場合もある。

 

【背面注入工法】

穴を躯体に開け、注入剤をコンクリート壁の内部に打ち込む工法で、

地下水の圧力によって、注入剤が欠陥部に入り込むので、

躯体に無理な力がかからないのが特徴。

材料は微粒子高炉スラグ材を用いるのが、適している。

 

このようなに複数な施工方法で止水工事を行っていきます。

 

今回の工法は高圧注入止水工法で

弊社にはハイドログラウト研究会の技術認定を受けた職人がおり、

完成度の高い防止水工法を完成させることが出来ます。

疎水性止水材『ハイドログラウトA』

加水反応型の一液発砲ウレタン系注入材を使用し、

施工を行いました。

 

ハイドログラウト研究会とは?

 

都市機能の高度化、複雑化にともない、

大深度での会社資本整備が進んでいます。

このため構造物における防止水システムには、

より高度な技術が求められています。

対して、従来からコンクリート構造物の打継部・クラックなどの

漏水対策として、各種の処理方法が採用されてきましたが、

十分に満足出来るものではありませんでした。

また、構造物の耐久性という側面からも、

多くの課題を残していたともいえるでしょう。

『ハイドロ グラウト システム』

最大の特徴は打継部・クラックに対する防止水工法で、

構造物に殆ど傷をつけることなく、また高い防止水技術を

有する施工者に頼ることなく、

完成度の高い防止水工法を完成させることにあります。

更に注入剤である『ハイドログラウトA』は

水に反応し物性発現するが、水に溶けない一液性で

耐久性持続し、非常に信頼性の高い注入剤です。

当に『ハイドロ グラウト システム』は、

工法・施工機器・注入剤が一体となった、

理想的な省力化、省人化システムです。

但し、この優れた三位一体のシステムを広く認知していただくための

活動はもとより、

機能を最大限に発揮するための、

本技術に精通し品質を維持、

発揮するための人材の育成やニーズに応える用途開発への取り組みが、

極めて重要、そこで

『ハイドログラウト研究会』が発足することなりました。

 

こうしてより高い技術で施工を行っていきたいという思いから、

当社は職人に資格取得支援もしております。

多種多様の技術を身につけたい方がいましたら、

ぜひ、当社で働きませんか?

求人ページもございますので、ご連絡ください!

 

工事のお問合せもお気軽にお問い合わせください!

お客様の疑問やご不安点などをお話しして、

改善出来ればと思います!

 

 

次回も止水工事(第3回目)のご紹介をしていきます。

→次回に続く

 

㈱三景 品川区戸越5-11-4 03-5749-3955